何気なくかけた言葉が、思っていた以上に相手を笑顔にしてくれた日

気持ちのこと
ゆい
ゆい

こんにちは、ゆいです🌷
今日は、「何気なくかけた言葉が、思っていた以上に相手を笑顔にしてくれた日」についてお話ししたいと思います。

ちょっとした一言が、思いがけず誰かの心を軽くすることって、ありますよね。あの日の出来事は、私自身の気持ちにも優しい風を吹き込んでくれました。

きっかけは、いつものコンビニ

それは、ちょっと曇り空の平日。仕事の帰り道、なんとなく甘いものが食べたくなって、家の近くのコンビニに立ち寄りました。レジに並んでいた時、前にいたのは70代くらいの小柄なおばあさん。手にはカゴいっぱいの買い物と、ちょっとよろけそうなほどの荷物。

私の前で会計を済ませたものの、エコバッグに詰めるのが大変そうで、少し手間取っている様子でした。周囲には急いでいる人もいたので、なんとなくピリッとした空気が流れていて、なんだかその場が少し居心地悪くなりそうな雰囲気…。

思わず出た、ひとこと

「お手伝いしましょうか?」

そう声をかけたのは、ほとんど reflex(反射)的なものでした。自分でも驚くくらい自然に出た言葉。でも、そのおばあさんは少しびっくりしたようにこちらを見て、次の瞬間、ふわっと顔をほころばせて「ありがとうねぇ、助かるわぁ」と優しい声で言ってくれたんです。

手早く袋詰めをしてあげながら、少しだけ会話を交わしました。天気の話や、「最近はレジ袋も有料になって大変ねぇ」なんて、なんてことない会話。でも、その間ずっと、おばあさんの顔は笑顔で、その表情を見るたびに、私の心もポカポカしてくるのがわかりました。

心がじんわり温かくなる感覚

おばあさんと別れてから、私は買ったスイーツを片手に帰路につきました。さっきまでの疲れが、少し軽くなったような気がしたんです。

「ありがとうね、若い人と話すと元気が出るわぁ」
おばあさんのその言葉が、なんだかずっと耳に残っていて。ほんのちょっとの気遣いや、さりげない言葉でも、人の心を動かすことがあるんだと、改めて感じました。

言葉って不思議な力を持っている

普段、私たちはたくさんの言葉を使って生活していますよね。あいさつ、仕事のやり取り、SNSの投稿…。でも、意外と「誰かを思ってかける言葉」って少ない気がします。

その日以来、私は意識して、ちょっとした場面でもポジティブな言葉をかけるようにしています。職場でも「お疲れさまでした」だけじゃなく、「いつも助かってます」と一言添えるだけで、相手の表情が明るくなるのを感じることがあります。

誰かのいいところを見つけて伝える。
困っていそうな人に「大丈夫ですか?」と声をかける。
たったそれだけで、その人の一日が変わるかもしれない。

自分も、救われていたのかもしれない

思えば、あの日の私も少し気持ちが沈んでいたのかもしれません。仕事のことでちょっと落ち込むことがあって、モヤモヤしていた心が、おばあさんの笑顔でほどけていくような感じがしました。

自分が誰かに「ありがとう」と言ってもらえることって、こんなにも心が軽くなるんだなと。だからこそ、これからも小さな優しさを大切にしていきたいと思いました。

そして実は、あのあとおばあさんと再び会う機会があったんです。別の日、同じコンビニでまた偶然会ったとき、「この前は本当にありがとうね。あの日すごく嬉しくて、家族にも話したのよ」とにこにこしながら声をかけてくれて。たった一度のやりとりが、こんなふうに誰かの心に残っていたんだと思うと、なんだか胸がいっぱいになりました。

さいごに

「何気なくかけた言葉が、思っていた以上に相手を笑顔にしてくれた日」は、私にとっても心に残る日になりました。

特別な言葉じゃなくていいんです。ちょっとした「気にかける気持ち」が、言葉を通して届くとき、人は思った以上に救われるのかもしれません。

今日も、どこかで誰かが優しい言葉を受け取って、笑顔になっていますように。そして、そんな一言を届けられる人でありたいなと思います😊

そして、あの日のことがきっかけで、「言葉って思っている以上に、誰かの一日を変える力があるんだな」と感じるようになりました。

それからは、身近な人に対しても、思ったことを素直に伝えるようにしています。「ありがとう」「助かったよ」「その髪型、似合ってるね」そんなひと言でも、相手の表情がふわっと明るくなるのを見て、「言葉の魔法」って本当にあるんだなと実感することが増えました。

もちろん、毎日完璧に優しい言葉をかけられるわけじゃないし、余裕のないときにはうまく言葉が出てこないこともあります。でも、だからこそ、心に余裕があるときには、周りの人にあたたかい言葉を贈れる自分でいたいなと思うんです。

「自分がかけられて嬉しい言葉」は、きっと他の誰かにも届くはず。そう信じて、今日も小さなひと言を大切にしていこうと思います。